有料老人ホームへの入居手続き
2017/06/24
2017/06/24
有料老人ホームへの入居手続き
いろいろ見学して来た中で、ようやく良さそうな施設に巡り合いました! 入居する時には、単に「引っ越し」をすれば済むという訳には行きません。必ず、「契約手続き」という作業を伴います。 このコラムでは、「この施設に決めた!」「ここでお世話になろう」と決心されてから、実際に入居されるまでのお手続きに関する一般的な手順を整理しておこうと思いますので、ご参考にしてください。
1. 入居お申込み
施設を見学して納得できる老人ホームが見つかったら、先ず入居の申込みをしましょう。この時点では仮申込みになります。最終的に希望に合わなかった場合にはキャンセルをすることも可能です。複数の空室がある場合、ご希望のお部屋を仮押さえすることができる場合もあります。この時点では費用はかかりません。
2. 必要書類の準備
健康診断書や看護サマリーや公的書類の手配など、施設側が指定した書類を作成・準備をします。殆どの施設では、入居に際しての必要なもの、準備が必要な項目について書面をもってご案内してくれます。健康診断書などについては、施設指定の書式で指示される場合もありますので、その場合は、施設の方で用紙を渡してくれます。施設によっては、必要な項目が網羅されていれば書式は問わないところもありますので、入居申込みをした時点で確認しておきましょう。健康診断書は病院を予約して健康診断を受ける必要があり、看護サマリーは主治医に作成してもらう必要があります。健康診断書の取得には2~3週間程度の時間がかかる場合もありますので、入居を急いでいる場合は事前に手配しておきましょう。 尚、健康診断書の有効期限ですが、ご高齢者の場合、体調が急変することも考えられるため、なるべく直近の情報を提示しておいた方が良いと思います。
3. 面談・入居審査
書類の用意が出来る前後に、施設の職員によるご本人様やご家族様との面談が行われます。ご自宅や、ご本人様が入院されている場合には病院に伺います。また、現在、他の施設に入居されている場合には、現在の入居先に伺います。 これは、普通のことなので、現在入居している先(退去する施設)に遠慮をする必要はありません。 入院されている場合には、入院先の看護師様やソーシャルワーカーの方とも面談をすることがあります。 入居者様やご家族様にとって、新たな環境で生活をはじめる時には期待と共に緊張感も感じると思います。施設側も同じで、新しく入居者様を迎え入れる時には緊張します。ですから、様々な方面からの情報を得て、それによって、快適にお過ごし頂けるよう準備をしてお迎えするのです。
4. 契約手続き
施設から入居可の判断を頂いたらいよいよスケジュールを決めて行きます。入居一時金が必要な契約の場合、入居日の前日までに入金確認が取れている必要があります。 契約はご自宅(ご本人様宅やご家族様宅)、病院、施設など、ご希望の場所で行います。 契約に際しては、入居契約書、重要事項説明書など、冊子状の契約書類を用いて、契約内容を読み上げ、ご確認、ご理解を頂きながら進めて行きます。その間、疑問に思ったことや分からないことがあれば、都度、質問をして解消をしながら進めて行きます。 内容に問題がなければ、指定箇所にご本人様、ご家族様のご記名、押印をして行きます。 契約書類や重要事項説明書など、契約に関わる書類はほぼすべて対になっていますので、記入・押印して頂くだけでも結構時間を要します。 概ね2時間程度かかると思って時間に余裕をもって臨みましょう。
5. 入居
契約手続きを行う時点で、入居日を決めていると思いますので、手続きが完了すれば、あとは、ご本人様の入居を待つばかりです。 介護用品の種類によっては、ご本人様の「購入」によって準備する必要がある場合がありますので、この点も早い段階で何を用意すべきか、施設からの説明を聞きながら必要に応じて準備しておく必要があります。 (例えば、車椅子、歩行器、シルバーカー、杖など) 尚、急いで入居しなければならず、時間がない場合、例えば、入居日に契約手続きも一緒にやってしまいたい!など、相談すれば施設によっては柔軟に対応してくれる場合もあります。
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