Q&A 入居の際のお問合せ
2017/06/22
2017/06/22
Q&A 入居の際のお問合せ
入居の際に、よく質問される内容をご紹介いたします。
感染症があったら施設には入れない?
老人ホームと言うと、殆どの施設には個室が用意されていて、入居者様はそれぞれ、ご自分のお部屋で生活をすることになりますが、食事やイベント事への参加など、入居者様が集まって過ごす機会も多く、集団生活の色彩を持つ時間帯も結構あります。また、感染症の症状によっては、入浴の際に注意が必要な場合もあります。 そう考えると、他の入居者様に感染が広まっては大変!という事で、受け入れる側の施設はシビアな対応になり、入れる施設を探すのが大変。そもそも、有料老人ホームに入れるのだろうか?と考えてしまいますよね? 殆どの施設では、入居の可否を判断する際に、健康診断書や診療情報提供書の提出を求められます。その中に、「感染症の有無」について、医師のコメントを要することがあります。 施設入居の場合に検討される場合が多い感染症は、疥癬とMRSA、肝炎と結核、そして梅毒やHIVという6つが主なものです。感染症のある場合では感染する危険性がどれぐらい高いのか?という事が入居への可否を決める基準になるという事を覚えておきましょう!! 逆に言うと、感染症があるからと言って、一切受け入れてくれないということではありません。 感染症の中にも、種類があります。 大雑把に言えば、「普通に生活していく上で、感染の危険性が大きいのか?その可能性は殆どないのか」を判断するということでしょう。 具体的には、疥癬、MRSA、肝炎、結核などは、空気感染の可能性や、日常生活の中で他者に感染してしまう可能性があるため、完治するか、感染の可能性がなくなった段階でなければ、施設側では受け入れてくれないと思われます。 一般的に生活を送って行く上で感染の危険が少ない肝炎、または治療が終わり感染の危険がほとんどなくなった結核や梅毒の場合なら、特に入居への支障になってしまうような事も少ないようです。また、HIVにしても感染の危険性はかなり少ない感染症なのだが数が少なく、また施設側も知識不足のため、受入れを躊躇することがあると思いますが、医師の判断やコメントなどをベースに丁寧に施設側と相談を重ねて行けば、施設側も勉強して知識や理解力を高め、受入れに応じてくれる場合もあると聞いています。 感染症については、ある施設では断られても、他の施設であれば受け入れてくれるケースもありますので、諦めずに探しましょう。
最後までみてくれる・・・とは限らない??
現在は、多くの施設で「看取り対応可」を謳っています。看取りケアというものは、施設が一方的に決めることはなく、主治医の見解のもと、ご家族様と施設が参加したカンファレンスを行い、ご家族様のご希望があった場合にはじめて「看取りケア」に移行します。 さて、では、こんな場合はどうでしょう。 ある日、ベッドから自力で立ち上がろうとしてバランスを崩して転倒。打ち所が悪く、脳にダメージ。そのまま寝たきりに近い状態に。幸い、一命は取り留めたものの、いつ急変してもおかしくない状況。ですが、治療そのものは終了しており、退院を迫られています。 現在、経口での食事摂取は出来ず、IVH(中心静脈による栄養投与)により栄養をとっています。 この状態で、もとの施設に戻れるでしょうか? 残念ながら、戻れない可能性が高くなっていると判断せざるを得ません。 多くの施設では訪問診療のドクターが健康管理を行い、日中は施設の看護師がバイタルチェックを行たり、可能な医療行為を施してくれたりしていますが、施設は「病院」ではありませんので、医師は常駐していませんし、看護師も多くの施設では日勤のみで、夜間は当番制のオンコール(電話対応)になっていると思います。 この環境ではIVHの方の受入れは難しいようです。 そうなると、他に受け入れてくれる施設を探して転居するか、場合によっては療養病院などの医療機関のお世話になるかなどを検討しなければなりません。 つまり、「終の棲家」として選んだ施設でも、状況によっては最後まで居られないこともあり得る訳です。 入居を検討するにあたっては、看取りの点はもちろん、病気やケガで状態に変化が生じた場合、どの程度ならば戻れるのか、また、退去しなければならない場合はどんな場合なのかをしっかり説明して貰う必要があります。 また、入院期間中はそのまま部屋をキープして貰えるのか。期間はどのくらいまで猶予があるのか、なども確認し納得の上で入居契約に臨むようにしましょう。
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